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写真 末宗 奈穂さん 荒武 悠衣さん

のんびりとした時間が流れる伊東は
プライベートが充実して
ほっとできる町ですね。

末宗 奈穂さん(28歳)
千葉県出身。地方移住に興味があり、伊東市地域おこし協力隊に応募。フィルムカメラが趣味で、伊東のレトロな雰囲気は被写体としても気に入っている。
荒武 悠衣さん(25歳)
香川県出身。結婚を機に2020年4月伊東市に移住。ご主人は東伊豆町稲取でゲストハウスを運営。休日はおかみさんとして手伝いをしている。

移住者の目線で伊東市の魅力を発信してる末宗奈穂さんと荒武悠衣さん。地域おこし協力隊に応募する以前は、伊東市に来たことがなかったというおふたり。今ではすっかり伊東の“のんびりライフ”を満喫しています。

いい意味でのんびりしている伊東は、ほっとできる町です

おふたりは、ともに伊東市観光課で、情報発信とロケ支援の業務にあたっています。地域おこし協力隊に応募したきっかけは?

末宗さん 一度、新潟県内で地域おこし協力隊として働いたことがありました。地方に住むのは興味があったので。再び、地域おこし協力隊の募集を探し、千葉県内、関東圏でなかなか見つからなかった時に、範囲を少し広げたら伊東市での募集があり、仕事内容もやりたいこととマッチしていたので、応募しました。

荒武さん 私は結婚を機にこちらに来ることになりました。仕事を探していたところ、知り合いから地域おこし協力隊の話を聞いて、応募しました。

それまで伊東には来たことがなかったそうですね。
伊東の第一印象を覚えていますか?

末宗さん 応募の際に調べたら、実家と環境もそんなに違わないなと思いました。実際に来てみると、いい意味でずいぶんとのんびりしている。昭和の香りが残っていて、海が近いのも衝撃でした。それまで都会で働いていたので、駅に降りた瞬間にいい感じで体の力が抜けて、ここなら暮せるなと思いました。

荒武さん 海もあり山もあり、自然が豊か。地元の香川に似ていて安心しました。車があるのでいろいろ出かけるのですが、運転しながら、国道沿いに海が広がる景色が見られるのは素晴らしいです。特に、朝の赤沢海岸は最高。伊東の町並みと溶岩でできた海岸線が同時に見えます。

地域おこし協力隊の活動を通して感じた伊東は、どんな町ですか?

荒武さん 時間がゆっくり流れてるのが伊東のいいところ。遊びに来る人にも住む人にも、ここはほっとできる町。私のイメージでは、東京の人は、仕事や生活に追われている感じがしますが、そういう人が息抜きできる場所じゃないでしょうか。

末宗さん 私も同意見ですね。遊びに来る友達も、ここはリフレッシュできると言ってくれます。私はフィルムカメラで写真を撮るのですが、昔から住んでいる人には味気ないと感じられるかもしれない風景も、いい写真になるスポットがあります。協力隊名義でSNSの個人アカウントを作成して、自分で撮った写真や日々の暮らしを発信しています。きらびやかではないけれど、懐かしさ、どこかで見たことあるような、小さい頃の記憶とリンクするノスタルジーがありますね。

荒武さん 私も末宗さんの影響で、写真を撮るようになりました。キラキラした都会の“映え”でなく、田舎ならではの映える、があるんですよね。感性が刺激されるので、カメラ好きな人とか、アーティスティックな人たちも多く来てくれる印象です。移住でも観光客でも、みんなに来て欲しいです。

移住前と後で、日常の過ごし方が180度変わりました

伊東に来て、
プライベート時間の過ごし方は変わりましたか?

荒武さん 基本はインドア派なんです。香川にいた頃は、休日は家でごろごろしたりゲームなどをやっていることが多かったですが、伊東では自分の車で外に出ることが増えました。家から一碧湖が近いので、朝の散歩によく行きます。そして、伊東は魚が新鮮で、私はもともとお寿司が好き。“ここに行けば元気になる”という行きつけのお店もできました。他にもいろいろ飲食店めぐりをして、ちょっと太ったけど健康的な生活になりましたね(笑)
行きつけ、といえば、ねこカフェも。実家にはねこが2匹いましたが、今は飼えないので、伊豆高原のねこカフェ「にゃおん」には月二回ほど通っています。

末宗さん 私は、お金の使い方が変わりましたね。実家にいた時は、都内にも出やすいし、近くにショッピングセンターがあるので、暇な時にふらっと出かけて、無駄な買い物も多かったんです。それから音楽が好きなので、ライブに結構お金を使っていました。今は趣味のCD、レコード、カセットテープを集めたり、ひとり時間が増えた分、本を以前より買いますね。浪費では無く、自分の生活を豊かにするものにお金を使うようになりました。

県外へ出かけることもあると思います。交通の便などはどうでしょうか。

末宗さん 市川にある実家に帰る時は電車を使います。特急を使わなくてもドアツードアで3時間くらいですね。神奈川、東京も2時間くらいあれば大抵のところに行けます。
私はもともと外出するのが好きなので、時々は出かけてオンとオフのメリハリを付けたいタイプ。遊びに行く時は、湘南方面に行くことが多いですね。そして、伊東に戻ってくるとほっとします。
最近車を買ったので、伊豆半島を巡りたいです。

荒武さん 私は市外へは車で移動することが多いかな。横浜まで車で行ったらすごく近くてびっくりしました。東京も、そんなに時間がかからず不便を感じなかったし。四国にいたので、東京は憧れの場所なんですよ。ここからならすぐ行けるので嬉しいです。

家族での移住なら、団らんの時間が長くなりそうですね

では、実際に暮らしてみて、改めて伊東のいいところはどんなところだと思いますか?
また、不便に感じることもあれば教えてください。

末宗さん ゆったりしていて生活環境が良いので、ストレスは減ると思いますね。店もそんなに夜遅くまでやっていないので、自然と家に早く帰る人が多いんじゃないかな。伊東では家族団らんの時間がたくさんあるイメージ。家族での移住を考えている人にもおすすめできます。
不便な点ですが、やはり車がないと生活しづらいこと。伊豆高原方面へのお出かけや、病院なども離れているところに通うには、車がないと少し不便かも。日常生活の買い物は困らないけど、若い人が遊んだり都会のようにショッピングを楽しむところはないです。でも、都心にも出やすいので、気分転換に東京や神奈川に出かけるのにちょうどいいと思いますよ。

荒武さん 自然が多いので、将来、子どもを育てる環境としてもいいと思っています。仕事で取材に出かけて実感するのは、町の人がみんな温かく、私たちのような若い世代でも、年齢関係なくすぐに受け入れてくれること。ありがたいなと感じますね。
市街地は自転車移動も可能ですが、海岸に近いところ以外は坂道も多いので、ちょっときついです。それが不便なところかな。

私たちも、移住を考える人の相談に乗りたいと思っています

地域おこし協力隊の任期終了後の暮らしはイメージできていますか?

荒武さん 主人が隣の東伊豆町の稲取でゲストハウスを運営していて、今も土日は手伝っているので、いずれにしても伊豆には残ります。
私自身もカフェをやりたいなと思っています。ハンドメイドアクセサリーの販売やワークショップを開いたりできるカフェで、夜はお酒も提供するような。でも私がコーヒーを飲めないので、ドリンクはココアがメインですね(笑)。

末宗さん 私は定住もひとつの選択肢として考えています。親とも話をするのですが、伊東は首都圏からもほどよい距離だから、行き来しやすく反対はされません。親が転勤族だったので、子どもの頃から一か所に落ち着いて暮らしたことがないんです。だから“地元”もないし。伊東は落ち着く候補地のひとつとして、いいところだと考えています。
協力隊になる前は接客業をしていたので、自分で音楽も楽しめる本屋さんをやってみたい気持ちもありますね。

移住を考える人に、アドバイスをお願いします。

末宗さん コロナ禍で地方移住を考える人が増えたというニュースもよく目にします。移住するのには勢いも大事だけど、一度、候補地を見に行った方がいいですね。自分が求める必要最小限が揃っているか確認してください。都会より圧倒的に店などは少ないので、せっかく移住したのに不満ばっかりになってしまうのも残念ですから。ワーケーションでお試しするのもひとつの方法。伊東市は、伊東駅の周辺に温泉宿が集中しているので、車がない人でも利用しやすく便利だと思います。

荒武さん 個人の体験談として、できれば移住前に、一人でも知り合いをつくっておいた方が後々心強いですね。私は実家も遠く、伊東には友達もいなかったので。でも、結婚前に主人の仲間たちと会っていたので、こういう人たちがいれば大丈夫だなと安心できました。

末宗さん 知らない土地で知り合いをつくるのは大変ですよね。私もIターンで不安だったので、よくわかります。私たち地域おこし協力隊のメインの仕事は観光情報の発信ですが、伊東の町のこと、生活のことなど聞きたいことがあれば、ぜひSNSを通じて相談してください。私たちと同世代の移住者と伊東をつなげられたらいいなと思っています。

ある一日のスケジュール

末宗さん
9:00
起床。朝ごはん、洗濯、掃除を済ませる
11:00
スーパーへ買い出し
12:00
翌週のお弁当用におかずを作り置き
13:00
お昼ごはん
14:00
趣味や勉強の時間。
読書や音楽を聴いたり、開業について調べ物をしたり。
18:30
晩ごはん
20:00
お風呂
21:00
のんびりタイム
22:30
就寝
荒武さん
7:00
起床。洗濯や部屋の掃除を一気に済ませる
9:00
ご主人が営む稲取のゲストハウスへ
10:00
ゲストハウスのお手伝い
12:00
行ってみたいお店を探してランチへ
15:00
趣味のアクセサリーづくり
17:00
晩ごはんの買い物。
アピタや24時間営業のマックスバリュへ行くことが多い
18:30
晩ごはん
20:00
お風呂
21:00
インターネットで映画を観る
22:00
就寝
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